2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

追悼シーザリオ 2005年5月22日オークス

角居厩舎が最終出走となるその日に、シーザリオ急死の一報。とても印象的な馬。オークスを勝った時の記事をサルベージした。福永自身も認めていますが、うまく乗れなかったけど馬が強くて勝った。駆け引きや戦術を力で叩き潰した強さ。昨今は繁殖牝馬として…

ベストアクター

昨年の阪急杯、脇に置かれた配役(6番人気)ながら、鮮やかな末脚で主役に躍り出たベストアクター(セン7=鹿戸)が1年ぶりの再演。臨戦過程から今年も本番前の主役は他に譲りそうだが、フィニッシュラインのスポットライトは譲らない。「最高の俳優」と…

インティ、ヘリオス

フェブラリーの語源はフェブルウス――ローマ神話の、オオカミから家畜を守る牧神ルペルクスの別名の一つ。ローマでは2月半ば、この神のもと清めと償いの祭りが催された。祭りの縁起は戦死者の慰霊で、その性格からフェブルウスは冥府の神プルートと同一視さ…

ダンスディライト

京都記念が重賞初挑戦となるダンスディライト(牡5=松永幹)は、一気に重賞ウイナーまで上り詰めるか。ダンスは母ダンスインザムードから。Delightは「歓喜」。喜びの中でもとりわけ度合いが強いもので、「大満足」とか「欣喜雀躍」みたいな訳を当てたい。…

ヴァンドギャルド

先週東京芝は「ディープインパクト祭り」。日曜は芝5戦ともディープ産駒Vと極まった。東京新聞杯も14年以降7年連続でディープ産駒が連対中だ。同レース出走のディープ産駒で馬名的に注目はヴァンドギャルド。フランス語で直訳「守りのワイン」。「長く見…