2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ケツァルテナンゴ

今年最初の2歳新馬戦を制したケツァルテナンゴ(牡2=笹田)が中京2歳Sで連勝を目指す。 この馬名の語源はナワトル語で、〜tenangoは「街、砦」。Quetzalは頭の毛が毛羽立っているケツァールという美しい鳥のこと(ちなみにQuetzが「…

アンブリカル

アンブリカル(牝2=清水英)はデビュー戦を逃げて楽な手応えで完勝。函館2歳Sでも通用か。 Umbilicalを名詞で使う時は、ほぼ=umbilical cord(へその緒)のこと。形容詞で「へその、へその緒でつながった」の意味。「へそ」は口語でbelly button(お腹…

スリーボストン

プロキオンSに出走するスリーボストン(牡7=野中)は父ボストンハーバー。「冠名+父(母)名の一部」は、冠名スリーにおいて頻出する馬名の由来。この馬の母(その父フォーティナイナー)も当初はいつものごとく「スリーナイナー」と命名される予定だっ…

カウニスクッカ

ラジオNIKKEI賞に登録しているカウニスクッカ(牝3=尾形)は、馬名界で近年まことに密やかに増加しているフィンランド語の馬名だ。 引退馬ではアヴァルース(=宇宙)とかルーパウス(=約束)、現役馬ではヴァルコイネン(=白)やトミケンユオスタ(Juos…