2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

サムシングジャスト

昨年10月から4戦3勝。サムシングジャスト(牝4=松田)は瞬く間に1勝クラスからオープンまで出世。 馬名はたぶんザ・チェインスモーカーズ(米エレクトロデュオ)とコールドプレイ(英ロックバンド)がコラボして17年にリリースした「サムシング・ジャス…

ナランフレグ

アイビスSDのナランフレグ(牡4=宗像)はモンゴル語の馬名。ナランは「太陽」だが、フレグはチンギスカンの孫フレグ大王ばかり出てきて、JRA公式由来「速く飛ぶ馬」の裏付けがなかなか見当たらない。調べた結果、おそらくモンゴルにおける祝福の口承…

函館2歳Sの神馬名(かみ・ばめい)

函館2歳Sは1988年にサザンビーナスが勝った。今年はそれ以来、32年ぶりに「神馬名」の戴冠があるかもしれない(93年マリーゴッドは神がつくが神馬名とは言えない)。ただしビーナスのような著名な神ではない。フォルセティは北欧神話「エッダ」の神話詩「…

キタノオクトパス

馬なのに…という馬名の極北は、馬なのにネコで枝葉を世界に広げたストームキャットだと思うが、「馬なのに馬名」のトレンドは多様。1種類の動物で個別に年間数万の名前が付き、全てが登録されて重複が少ないのはサラブレッドだけ。馬名界が広く深いゆえんだ…

エネイブル、ジャパン

新型ウイルス感染拡大の影響で、日本馬の海外出走はハードルが高い。ところが英国を本拠としてサーキットを続けるディアドラが出走するエクリプスSの馬券を買える!ありがとう、ディアドラ。ライバルの馬名を見よう。強敵はエネイブル(Enable=可能にする…