スノークラッシャー

 雪がちな今の時季にふさわしい名前かも。スノークラッシャー(牡6=清水利)がダイヤモンドSで重賞制覇を目指す。
 Snow Crusherの意味を文字通り取れば「雪によって何かを押しつぶすもの」か。しかし、公式の馬名の由来には「雪割草から連想」とある。雪割草の英語はMealy Primroseで、スノークラッシャーという言葉のイメージから花は連想しづらいが、この際それは気にするまい。残雪を割って芽吹き花咲く植物の生命力を、力強いこの名前で表現したのだろう。馬主は新潟ご当地の方で、雪割草は新潟「県の草花」だ。花言葉は「忍耐」。26戦目でオープン入りしたこの馬にぴったり。