リラヴァティ

 強敵相手に花咲くか。リラヴァティ(牝3=石坂)がチューリップ賞に出走。
 この馬の母シンハリーズ(Singhalese)はその父シングスピールSingspiel)と頭韻を踏んでSing―となっているが、スリランカの民族シンハラ族(Sinhalese)のことだろう。その連想でリラヴァティは13世紀スリランカの女王リラヴァティ・オブ・ポロンナルワのこと。その名の語源はサンスクリット「リラ」で、意味は「遊び、余暇、楽しみ」。リラから派生した「リラヴァト」が「優雅さを持つ、魅力的な」の意味。「余裕がある=優雅」ということか? 女王の品位を尊びたい。