有馬記念出走馬の馬名意味(後半)

ダノンシャンティ=冠名+フランスの競馬場、調教場の名称。シャンティはパリから北へ40㎞。欧州随一の「馬の都」として知られ、仏ダービーを開催。欧州へ羽ばたく馬名だ。
エイシンフラッシュ=冠名+英語で「閃光」。母ムーンレディ(月の淑女)から放たれた光の煌めき。世代の頂点を極めたダービーの上がり3Fは32秒7。その末脚はまさに閃光。
トゥザグローリー=英語で「栄光に向かって」の意味。母トゥザヴィクトリー(勝利に向かって)から連想。いくつもの日々を越えてたどり着いた今がある。迷わずに進めばいい。(@ゆず)
ドリームジャーニー=英語で「夢の旅」。父ステイゴールドの香港名「黄金旅程」から連想。2歳G1を制し、さらに古馬になってグランプリ2勝。今も夢の旅路を歩み続ける。
オウケンブルースリ=冠名「桜拳」+香港のアクションスター。馬主は空手道場「桜拳塾」を経営。燃えよオウケン、グランプリへの道は自らの手で切り開け。馬群を割る鉄拳一撃!
ペルーサスペイン語で「綿毛」。アルゼンチンのサッカー選手で、世界的スターであるマラドーナの愛称。母アルゼンチンスターから連想。ここで「神の脚」を発揮!
レッドディザイア=英語で「赤い欲望」。レッドは冠名でもある。欲望という名のサラブレッドは、ドバイから米国まで世界を手に入れんとする壮大な遠征を敢行。夢は限りない。
ジャミール=アラビア語で「美しい、ハンサムな、優雅な」。漂う気品にふさわしい。ドバイのアフメット殿下が所有していた母ジャスーラ−の名がアラビア語の「勇気」。