サトノフラッグ

 弥生賞が「弥生賞ディープインパクト記念」になった。ディープインパクト産駒が4連覇中のここ、今年はディープ産駒が1頭だけ登録。連勝中のサトノフラッグ(牡3=国枝)だ。

 父ディープ、母がアルゼンチンGⅠ馬という配合は、やはりセレクトセールの高額取引馬で同冠名のサトノダイヤモンド菊花賞有馬記念V)と共通。フラッグは弥生ディープ記念の鞍上に父の主戦・武豊を配してきた。先達ダイヤモンドをトレースするフラグを立ててきた感がある。フラッグ(Flag)は「旗」だが、近年は「フラグ」の表記で「条件成立を決める要素」の意味で用いられる。フラッグにはこのレースVのフラグが立ちまくりだ。