ブレステイキング

 クラシックへの重要ステップである共同通信杯は、その重要性ゆえか、ディープインパクト産駒が強い。ノーザンファームサンデーレーシング、母が欧州GI勝ち、堀厩舎、ムーア騎乗のディープ産駒というブランドまみれのブレステイキングは当然要注目だ。
 ブレ・ステイ・キングではなくブレス・テイキング。Breathtakingは「息をのむような、スリリングな、驚くほどの」。もともとtake (one's)
breath awayが、驚きや喜びで「息をするのも忘れる」という意味合いのフレーズで、それを形容詞化したもの。トム・クルーズ出世作トップガン』の挿入歌がTake My Breath Awayだったが、本馬は息をもつかせないレースを見せられるか。