カレンブーケドール

 「花言葉」は18世紀前半、トルコ駐在の英国大使夫人メアリー・ウォートリー・モンタギューが英国にもたらした。彼女はbouquet(花束)というフランス語も紹介、花束のプレゼントが流行した――。有馬記念レンブーケドール(牝4=国枝)にちなんでそんなトリビアを紹介。馬名は冠名+フランス語「金の花束」。重賞【0ー5ー1ー2】、G1【0ー3ー0ー1】と銀メダルづくが、その名にフランス語「金の」を意味するd'orが入っている。有馬で艮(うしとら=深夜から夜明けの時間帯)を脱して、日の出(母ソラリアの名は「日光浴室」の意味がある)とともに金メダルを得よう。彼女には花言葉「勝利」のグラジオラスのブーケを贈りたい。