ホワイトエレガンス

 秋華賞出走の関東馬栗東トレセン入りするのは珍しくない。その先駆けが国枝厩舎。紫苑S2着の芦毛馬ホワイトエレガンス(牝3=国枝)も栗東から本番に臨む。
 White Eleganceは「白い気品」あるいは「純白の優雅さ」か。エレガンスはさかのぼればラテン語eligo(=選択する)に至り、「エリート」と同語源。その現在分詞が「選び抜かれた」。そこから「洗練された、気品のある」を意味するようになったelegantが名詞化した。芦毛クロフネ×SS牝馬、勝負服が緑・袖紫二本輪、栗東入り…といえばホエールキャプチャが先達。かの先輩GⅠ馬のように白い選良となれるか。