リアファル

 菊花賞で逃げ切りが決まるか? そもそもリアファル(牡3=音無)がハナを切るのか? ダートから芝に転じて2連勝、前走で神戸新聞杯を制したこの馬が話題。馬名はアイルランド語。なじみ薄い言語で自信はないが、Liaが「石、柱石」、 Failが「輪、リング」の意味ではないか。つまり円柱石のような気がする。アイルランドの「タラの丘」に実在して同国の伝説の上王(ハイ・キング)はリアファルのもとで即位の儀式をしたものとされる。そのため「運命の石」、「タラの戴冠石」の呼び名もある。屹立(きつりつ)するリアファルは男性の象徴とも考えられている。男らしく逃げタラ戴冠できる?