サトノノブレス

 ③③④と①②①。天皇賞・春に出走するサトノノブレス(牡4=池江)の阪神と京都の着順だ。しかも京都の2着は菊花賞。典型的に仁川より淀向きで、阪神大賞典4着→淀・春の盾で前進は必至?
 サトノは冠名、Noblesseはフランス語で「高貴な生まれ」。欧州の道徳観ノブレス・オブリージュ(高貴な生まれは義務を負う)でよく知られるところ。この馬の曾祖母オールドスタッフは2冠馬ベガの姉。ハープスターと同牝系にあたるわけで、本邦最新の高貴な一門の出身といえよう。陛下の盾を得んとするこのレースと相性が悪いはずもない。