ラッキーライラック

 大阪杯にラッキーライラック(牝5=松永幹)が出走する。母ライラックアンドレースの連想からLucky Lilac(幸運のライラック)と命名された。ライラックは和名「紫丁香花」で、薄紫あるいは白のかれんな花をつけ、甘く優しい香りを放つ。小さな花が集まって複総状花序といわれる花の咲き方をする。一つの花の花びらは通常4枚だが、5枚のものも見られる。ロシアに5枚の花びらのライラックを見つけたら幸せになる…という言い伝えがあるそうで、5枚の花びらのそれをラッキーライラックと呼ぶとか。ライラックは初恋を象徴しており、ラッキーライラックを見つけてのみ込むと恋がかなうなんて話もある。