モジアナフレイバー

 名前からして穴っぽい大井・福永敏厩舎所属の5歳馬モジアナフレイバーがフェブラリーSに出走する。暮れの東京大賞典では3着と健闘。3月末にはドバイ遠征も控えている期待の地方馬だ。

 Mogianaはブラジルの地名で、コーヒーの産地。サンパウロとミナスの州境のサンパウロ側にあり、1875年から1971年までブラジルコーヒーの輸送に使われたモジアナ鉄道が地名の由来。Flavorは「味わい」とか「おもむき」、古い用法では「香り」の意味もある。馬主の尾田信夫氏の冠名だが、モジアナフレイバーといえばブラジルコーヒーの味わい。シャープでさわやか、好バランス。JRAでも穴になるか。