ラセット

 1月20日すばるSを「海老地、袖黄三本輪」の勝負服ドライヴナイトが制した。この勝負服がオープンを勝つのは1981年天皇賞(春)カツラノハイセイコ以来37年ぶりとか。平成の終わりに昭和がよみがえった。
 きさらぎ賞にもこの勝負服のラセットが出走。Russetは「赤みがかった茶色、赤褐色」で、「小豆色」の訳があてられる。海老色〜小豆色〜赤褐色は同系のグラデーションであり、海老色をRussetと訳してもイメージが損なわれることはない。勝負服でなく父モンテロッソ(=赤い山、赤毛の頭)からの連想かもしれないが。海老色の勝負服が、今度は重賞勝ちで失われた平成の時を埋めるか。