サンダリングブルー

 英国からジャパンCに遠征してきたサンダリングブルー(セン5=ムニュイジエ)は「クラス2ハンデ戦」でモマれて力をつけた叩き上げセン馬。日本の馬場に合うのか、通用するのか。興味深い。

 Thundering Blueは直訳すれば「雷鳴の青」。雷は青く光るとも言えるが、サンダーは「雷鳴」、あくまで音であって雷光(ライトニング)ではない。オーナーの本業が海運保険業で、勝負服が海をイメージする「青たすき」。そのあたりの連想かも。なおブルーだが芦毛。調教師のムニュイジエ師はフランス生まれ。ジョン・ダンロップ厩舎でアシスタントをへて英国で14年に開業した。Menuisierは「大工」。愛馬をどう築き上げるか、お手並み拝見だ。