センチュリオン

 紀元前6世紀の王政ローマで、ローマ王セルウィウス・トゥッリウスが財産の多寡によってローマ人の階級を分けた。およそ100人の集団が193。この集団の名をcenturia(ケントゥリア)という。語源はラテン語のcentum(100)。百分率(パーセント)のセントとか、世紀(センチュリー)の語源がこれだ。紀元前1世紀ごろにはケントゥリアは軍事ユニットの中心となり、一つのケントゥリアの指揮官はCenturionus(ケントゥリオヌス)と呼ばれる。これがJBCクラシックに出走するセンチュリオン(牡6=田村)の語源。「百人隊長」あるいは「百卒長」の訳で知られる。母ハンドレッドスコア(百点)からの連想。