マイネルスフェーン

 ホープフルSで2着に好走。一躍、クラシック路線に名乗りを上げたマイネルスフェーン(牡3=手塚)が京成杯に出走。
 スフェーンは鉱石の名前で「くさび石、チタナイト」とも。透明度が高く宝石として珍重される。最近の活躍馬はマリアライトシンハライトサトノダイヤモンドなど鉱石、宝石の名が多いが、トレンドに沿うだけではない。父ステイゴールド、母マイネジャーダ(Giadaはイタリア語で「翡翠(ひすい)」)、母の父ジェイドロバリー翡翠強盗)もすべて宝石にかかわる馬名がつくプレシャスな血筋。Spheneの語源はギリシャ語σφην (くさび)。クラシック路線にスフェーンがくさびを打つ。