ダイワファルコン

 かつてのトーアファルコン(1988年CBC賞勝ち、父ファルコン)から近年のスマートファルコン、ビービーファルコンなど、冠名の後ろにつける名称ではメジャーな「ファルコン」。オールカマーダイワファルコン(牡5=上原)の出番だ。
 Falconは英語で「ハヤブサ」。語源をかなりさかのぼっても同形を保っており、ラテン語でもfalco。ハヤブサのツメやクチバシが曲がっていることから、flecto(=曲がる)と関連があるようだ。
 ダイワファルコンは中山巧者だが、この独特のコースの巧拙はコーナーワーク、つまり<曲がり>に左右される。ファルコンが曲がり巧者なのは語源的に正しい。