デボネア

 弥生賞に出走するデボネア(牡3=中竹)は、未勝利レコード勝ち、格上挑戦となった前走京成杯も2着。荒削りながらいい雰囲気がある馬。
 Debonairは英語で、男性を形容する単語。「さっそうとした、気さくで感じのいい」とか「小粋な」という意味だ。自信に満ちていて、スタイリッシュで、かつチャーミングな人、要するに「紳士」に対して使う。語源はフランス語の「de bon aire」(=英語of good air)で、それを1語にしたもの。「いい空気の」という形容は抽象的ながら、簡単に説明できないような褒め言葉。この馬はまさにDebonair。今回も来そうな気がする。